【初めての方向け】
IPビジネスとは
IP活用のメリットと
成功の秘訣

IPビジネス(知的財産ビジネス)とは
「企業や個人が保有している知的財産(特許権、商標権、著作権、意匠権など)を利用して、収益を得るビジネス活動のこと」です。
この記事では、特に「アニメやマンガのIP」に焦点を当て、関連する企業の役割や、IPビジネスがもたらすメリットについてお伝えします。
近年のIPビジネス市場と活用手法の進化
かつてのIP活用は、「原作の漫画のヒットからアニメ化し、その後ゲーム化されたり、お菓子やおもちゃとのコラボやグッズ販売が行われる」という流れが一般的でした。
しかし現在では、漫画連載とアニメ放送、飲食店やコンビニでのコラボキャンペーンが同時に進行する手法が定着しています。また、作品が完結した後も様々な企業とのタイアップやコラボレーションが継続的に実施され、IPの寿命が長期化されているのが特徴です。
さらに、『おそ松くん』から派生した『おそ松さん』のように、過去に人気を博した作品が時代を越えてリバイバルされ、新たなターゲット層を巻き込んだタイアップ・コラボが生まれるケースも珍しくありません。
※『おそ松くん』は1962年から連載され、1966年と1988年にアニメ化された昭和を代表するギャグ漫画です。 2015年に大人になった六つ子を描く『おそ松さん』が放送されました。
『おそ松さん』タイアップ・コラボ事例
近年では多くの企業がIPとのタイアップ・コラボを実施しており、IPを活用しやすい環境が整ってきています。また、日本のIPは海外でも人気であり、作品に登場した場所に「聖地巡礼」として訪れるインバウンド需要や、日本のIPの海外展開が増加していくことが予想されます。
今後IPビジネスが拡大していくにあたり、IPビジネスの基本を押えておきましょう。
IPビジネスを形成する3つの立場とは

アニメやマンガを活用したIPビジネスには、大きく分けて以下の3つの立場が存在します。
1.IPホルダー・コンテンツホルダー
出版社やアニメ制作会社などの、IPを保有・管理する企業をなどをIPホルダー・コンテンツホルダーと呼びます。保有するIPを活用してタイアップ・コラボレーションなどでの使用権を許諾し、その対価としてライセンス料による収益を得るビジネスモデルです。
※IPホルダーとコンテンツホルダーとの違い
https://ipfield.net/ip-column/ip-content/
2.IP活用企業
IPホルダー・コンテンツホルダーからIP使用の許諾を得て、自社の商品・サービスのキャンペーンやプロモーションにIPを活用する企業です。IPとのタイアップやコラボによって、ブランド価値向上や販促効果による収益を狙います。
3.IPビジネス支援企業
IPビジネスは、上記の2者間でも成立しますが、実はタイアップ・コラボを成功に導く支援をする「3つ目の企業」が存在します。それが双方の間に入って、スムーズな案件進行を管理するIPビジネス支援企業です。
IPホルダー・コンテンツホルダーとIP活用企業が直接取引を行うことも可能ですが、初めてIPを扱う企業側にとっては、業界ルールや監修において知見がないため不明な点が多く、想定以上の差し戻しや修正が発生しがちです。
これにより、IPホルダー・コンテンツホルダー側の確認工数が増大し、結果としてキャンペーンのスケジュールに遅延が生じたり、当初の企画内容から変更を余儀なくされるケースも少なくありません。
そこで、双方の時間と労力の浪費を防ぐために企業側の「分からない」をサポートし、監修におけるIPホルダー・コンテンツホルダー側の負担をできるだけ軽減し、スムーズなIP活用を支援するのが弊社のようなIPビジネス支援企業です。
IPビジネスを行うメリット
IPビジネスは、IPホルダー・コンテンツホルダー・IP活用企業の双方にメリットをもたらします。
IPホルダー・コンテンツホルダー側のメリット

1.収益の獲得
- ・ライセンス料(ロイヤリティ)による収益の獲得
- ・自社で在庫リスクを抱えることなく、オリジナルコラボグッズなどの販売による収益の獲得
2.認知拡大・プロモーション効果
- ・飲食チェーン・アパレル・コンビニ・美容・雑貨など、様々な業界にIPを展開することで、認知拡大に寄与する
- ・SNSでの拡散とファンの口コミによるUGCの創出
3.エンゲージメント向上とファンの拡大
- ・キャラクターが作品の世界から飛び出すことで生まれる、新たな展開や限定グッズの提供による、既存ファンのエンゲージメント向上
- ・IP活用企業の商品・サービスの利用者層へアプローチできることで、新たなファン層の開拓に繋がる
4.新たなイメージの付与
- ・キャラクターに新たなイメージが付与される(ハイブランドとのコラボにより「オシャレ」「洗練された」のようなイメージの付与など)
IP活用企業側のメリット

1.収益・売上アップ
- ・IPのファン層の推し活消費による売上アップと客単価の向上に繋がる
- ・キャンペーンを通じて、これまで自社商品・サービスを知らなかった、使ったことがなかったIPのファン層を新規顧客として獲得できる
2.プロモーション効果・認知拡大
- ・人気キャラクターの圧倒的なアイキャッチによる注目度・広告効果の向上に繋がる
- ・競合他社との圧倒的な差別化を図ることができる
- ・サービスの特徴や機能・メリットが直感的に伝わりにくい商材でも、IPを介することで興味を引き、魅力が伝わりやすくなる
- ・SNSで話題になることによる商品・サービス・ブランドの認知拡大が期待できる
3.ブランドイメージ向上
- ・キャラクターが持つ好感度を自社ブランドに転移させることができ、親しみやすさ・信頼性などブランドイメージが向上する
4.戦略的なターゲティング
- ・起用するIPファン層(特定の世代や年齢層・属性など)をターゲティングすることで、ターゲットに絞ったマーケティングを行うことができる
IPビジネス成功の鍵は「ファンファースト」と「リスペクト」

このように、マンガ・アニメIPと企業とのタイアップ・コラボレーションは双方にとってメリットが大きい施策となります。
しかし、決して忘れてはならないのが「ファン」の存在です。IPビジネスは作品を愛するファンがいて初めて成立するビジネスであり、ファンの気持ちに寄り添ったタイアップやコラボ企画を実施することが大前提となります。
IP活用企業は「作品に対するリスペクト」を持ち、IPホルダー・コンテンツホルダーは「作品の世界観を壊さずに守ること」。その上で、ファンにとっての新しい発見や喜ばれる体験を提供し、エンゲージメントを向上させるような企画を考えることが、IPビジネスを成功に導く鍵となります。
弊社では、IPホルダー・コンテンツホルダー様とIPを活用したい企業様の想いを深く理解し、IPビジネス支援を行っております。アニメやマンガを活用したタイアップ・コラボをご検討の際や、IPに関する疑問・質問がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
IP活用が初めての方に向けての記事を用意していますので、参考にしてみてください。
【初めての方向け】マンガタイアップの始め方|基礎と権利のポイント
https://ipfield.net/ip-column/tie-up-basis/
【初めての方向け】マンガタイアップのスケジュール
https://ipfield.net/ip-column/schedule/
【初めての方向け】マンガタイアップの費用
https://ipfield.net/ip-column/cost/
弊社に依頼する場合の流れ
https://ipfield.net/flow/
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