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種類・メリット・事例・
実施の流れを紹介

企業コラボとは?
種類・メリット・事例・
実施の流れを紹介

企業コラボとは

「自社の商品やサービスをより多くの人に知ってもらいたい」「競合との差別化を図りたい」
そう考えるマーケティング担当者・販促担当者・広報担当者にとって、企業コラボは有力な選択肢のひとつです。

本記事では、企業コラボの基本的な定義から種類・メリット・事例・依頼の流れまで、実務担当者の視点でわかりやすく解説します。

弊社では、混同しがちな「コラボ」と「タイアップ」を、下記の基準で分けております。

コラボ(コラボレーション)とは?
「マンガ・アニメのライセンサーと企業が共同で企画・制作を行い新しい価値を創出すること」

タイアップとは?
「企業がIPの力を借りて広告・宣伝を行うこと」

コラボとタイアップの違いについては下記の記事で詳しく解説しています。
企業が実施するタイアップとコラボの違いとは?

本記事で解説する「企業コラボ」は、単なる広告出稿とは異なり、作品が持つ世界観やファンコミュニティをそのまま自社のプロモーションに取り込める点が最大の特徴です。

近年では飲食チェーン・コンビニ・コスメ・アパレルなど幅広い業種で活用が広がっており、SNSでの話題化と購買行動の促進を同時に実現できる施策として注目を集めています。

業界ごとのマンガ・アニメIPコラボ事例は下記から確認できます。
大手飲食チェーン店のタイアップ・コラボ20事例集めました
コンビニエンスストアのタイアップ・コラボ17事例集めました
コスメ(スキンケア)業界タイアップ・コラボ16事例集めました
アパレル業界のタイアップ・コラボ20事例集めました

企業コラボの種類

企業コラボにはいくつかの種類があります。自社の目的やターゲットに合わせて最適なタイプを選ぶことが重要です。下記、代表的な4つの種類を紹介します。

①IPコラボ(マンガ・アニメとのコラボ)

マンガ・アニメなどのIPを持つキャラクターや作品と組むコラボ形式です。人気IPにはすでに熱量の高いファンが存在するため、そのファン層に向けて自社商品・サービスを訴求できます。

たとえば飲食チェーンでのコラボメニュー展開、コンビニでのノベルティ付き商品、コスメブランドとのコラボパッケージなど、活用の幅が広いのが特徴です。

注意点:ファンコミュニティの熱量が高い分、作品の世界観に沿った繊細な商品開発が求められます。

②ブランドコラボ

自社とは異なる業種・ブランドと組み、互いのブランド価値を掛け合わせるコラボ形式です。

日本コカ・コーラの「い・ろ・は・す」とユニクロがコラボした、「い·ろ·は·す×UNIQLO eco ACTION」キャンペーンのように、食品メーカーとアパレルブランドが組んで限定商品を展開するケースなどが該当します。

③地域・自治体コラボ

地域の観光地・ゆるキャラ・地場産品などとのコラボ形式です。地域活性化を目的に実施されることが多く、地域との協力関係を対外的にアピールしたい企業に向いています。

たとえば熊本県はくまモンのイラストを原則無料で企業に開放したことで、企業側はくまモンを無料で自社商品に使えるようになりました。企業のブランドイメージを信頼・誠実・クリーンに向上させたい場合にも効果が発揮されます。

また熊本県側は、くまモンが世の中に認知されるほど、県がPRされるため、win-winの関係が築けています。
※商用・企業利用には熊本県への利用許諾申請が必要です。熊本県の企業のPR活動、熊本県産の食材のパッケージ、熊本の観光地を紹介するパンフレットなど、熊本県に関係している必要があります。

④スポーツ・エンタメコラボ

プロ野球チーム・サッカークラブ・音楽アーティストなどとのコラボ形式です。イベントとの連動や試合会場でのプロモーションなど、リアルとデジタルを組み合わせた展開が可能です。

たとえば弊社社員が実際に行ってきた下記のコラボがあります。

「現地に行ってみた」シリーズ【サッカー漫画×Jリーグ編】取材体験レポート

現地でスポーツ観戦したことがない人に来場のキッカケを作ったり、スポーツファンのエンゲージメント率を向上させるといった効果があります。

企業コラボを実施する7つのメリット

企業コラボを実施する7つのメリット

企業コラボを実施することで、自社施策だけでは得ることが難しい様々な効果が期待できます。

① 既存ファン層への即効アプローチ

コラボ相手のIPやブランドには、すでに強い愛着を持つファンが存在します。自社が一から認知獲得を目指す場合と比べ、はるかに短期間で熱量の高いユーザー層へリーチできます。

② SNSでの自然な拡散

コラボ企画はユーザー自身が「誰かに伝えたい!」とSNSで発信・シェアする動機を生みやすい施策です。「限定コラボ商品を買った」「コラボメニューを食べた」とユーザーが投稿してくれることで、広告費をかけずに認知拡大に繋がります。

③ 限定性による購買促進

「コラボ限定品」という希少性は、ユーザーの購買意欲を高めるキッカケとなります。「今しか手に入らない」と思ってもらうことで、通常の販促と比較して、購入の後押し効果が高い施策となります。

 ④ ブランドイメージの刷新

コラボ相手の世界観・イメージを取り込むことで、自社ブランドの印象を変えたり、新しい印象を付与したり、新たなターゲット層へのアプローチが可能になります。例えば堅いイメージがある企業が、若者に人気のマンガやアニメとコラボすることで、一気に親しみを持ってもらうことができます。

⑤ 競合との明確な差別化

同じカテゴリの競合他社と商品の性能や価格だけで差別化しにくい場合でも、コラボ企画は目に留まりやすく、興味を持ってもらうキッカケとなります。コラボ商品を開発することで、「作品・キャラクターとの限定品」という唯一性を生み出すこともできます。

⑥ 販路の相互利用

コラボ相手が持っている店舗やWebサイトなどを通じて、自社単独ではアプローチできなかった「場所」や「ルート」での販売・訴求が可能になります。それにより相互のファンを送り合う効果も期待できます。

⑦ メディア露出

「意外なコラボ」や「話題の作品やキャラクターとのコラボ」は、SNSだけではなく、ネットニュースや雑誌、テレビなどのメディアが「面白いネタ」として取り上げてくれる可能性が高まります。広告費を投じる以上のPR効果が期待できます。

 企業コラボ事例(IPコラボ活用)

ここでは、企業コラボの中でも特にIPコラボを活用した事例を紹介します。

実際にマンガ・アニメIPと企業がコラボした事例を、大手飲食チェーン・コンビニエンスストア・アパレル業界ごとに紹介します。

事例①:大手飲食チェーン × IPの限定メニュー

全国展開する飲食チェーンが人気作品とコラボし、限定メニューとコラボグッズを期間限定で展開。来店動機の創出だけでなく、SNSでの話題化や店舗の認知拡大にも貢献しています。

事例②:コンビニ × IPのノベルティ企画

大手コンビニチェーンが人気作品とのコラボによるノベルティ施策を実施。対象商品の購入でオリジナルグッズがもらえる仕組みにより、購買単価の向上と来店頻度アップを同時に実現しています。

事例③:アパレル × IPの限定商品

アパレルブランドが人気IPとコラボした限定商品を展開。作品のファン層を新規顧客として獲得しつつ、ブランドの持つイメージと作品の持つイメージの融合により、双方のファンにとって新たな印象を付与し、商品の希少価値も高めています。

企業コラボの依頼から実施までの流れ

ここではマンガ・アニメIPとコラボを行う場合を例に、実施までの流れを5つのステップで解説します。IPコラボを実施するには、IPホルダー・コンテンツホルダーや権利関係の調整が必要なため、進め方は容易ではありません。

ステップ① 目的とターゲットを明確にする

①「コラボをしたいのか」「タイアップをしたいのか」
②「認知を拡大したいのか」「購買を促進したいのか」「新規ターゲット層にアプローチしたいのか」
③「ターゲットは誰か」

目的によって最適なコラボ相手や展開方法が変わります。

ステップ② コラボするIPの選定

「ターゲット層はどのIPのファンに多く存在しているのか」「作品の世界観と自社ブランドとの親和性はあるのか」を考慮して、コラボ先となるIPを選定します。「人気があれば何でもいい」ではなく、自社のブランドイメージとマッチしている、ブランドイメージを刷新できるなど、ブランドを意識することが重要です。

ステップ③ IPホルダー・コンテンツホルダーとのやり取り

IPを使用するには、版権を管理する「IPホルダー・コンテンツホルダー」への申請が必要です。直接やり取りを行う場合、ガイドラインに沿った申請が求められます。タイアップ・コラボの会社・エージェントを活用することで、スムーズに進めることができます。

ステップ④ コンテンツ・クリエイティブの企画・制作

展開方法を企画し、具体的なIPの活用方法を伝え、IPホルダー・コンテンツホルダーの監修を受けながらクリエイティブ制作を進めます。IPホルダー・コンテンツホルダーによって使用ガイドラインが異なるため、事前確認が必要不可欠です。

また、監修の差し戻し等でスケジュールが遅れるリスクもあるため、事前のスケジュール管理が重要であることはもちろん、監修が通るクリエイティブとNGになるクリエイティブの知見を備えておくことも大切です。

ステップ⑤ 公開

コラボキャンペーンの実施やクリエイティブを公開します。SNSの反応・売上・来店数などを計測し、次の施策に活かします。単発で終わらせず、継続的なコラボ関係を築くことで、ブランド資産としてのコラボ実績を積み上げることができます。

まとめ

企業コラボは、認知拡大・購買促進・ブランド価値向上のいずれの効果も期待できるマーケティング手法です。特にマンガ・アニメIPとのコラボは、熱量の高いファン層へのリーチとSNS拡散を同時に実現できる施策として、多くの企業に活用されています。

一方で、IPの選定・IPホルダーやコンテンツホルダーとのやり取り・クリエイティブの監修など、専門的な知識が求められる場面も多くあります。初めてコラボを検討する場合は、専門のタイアップ・コラボ支援会社に相談することで、スムーズかつ効果的にコラボ施策が実施できます。

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